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アスバシLIVE'19@愛知 報告 「今後20年は人材不足が継続、インターンシップは有効な施策」

アスバシLIVE19 2今回は、これからやってくる超人材不足時代を乗り越えるために、どんな人材育成が必要か?そして、その人材を育てるための仕組みにつながる「教育投資」をテーマに話し合いました。最初は、今回のテーマ、問題提起となるプレゼンテーションの後、マイチャレンジインターンシップに参加して、すでに高校を卒業している大学生ら3名を招いてのパネルディスカッション。マイチャレでは、名古屋市の市民活動センターのインターンシップに参加した大学生は、「バイトなどにも参加したことがなく、自分が大人の中に入っていけるのか不安だったが、実際にやってみて、電話対応などもやらせていただいたとき、うまかったねと言われてほっとした。社会のマナーを実際に学べたのはとてもよかった」と話した。また、現在、管理栄養士をめざして学んでいる大学生は、「保育園からの夢だったパティシエの仕事につけるかどうかチャレンジしたかったので、教室の後ろの壁に張り出されていたマイチャレの案内をみて、自分から申し込んだ。プロの仕事の現場で、様々な体験をさせていただいて感動した。」と話しました。


その後、ゲストの専門家よるパネルディスカッション。

愛知県産業労働部から金田学氏、株式会社名大社から山田哲也社長、株式会社中日新聞社から経済部デスク、白石亘氏をお迎えし、行政・企業の双方の立場からお話しいただきました

金田氏は、愛知県も人材不足が顕在化しているということで、現在、愛知ではトヨタ自動車からきた森岡副知事をトップとしたプロジェクトチームが立ち上がっていることを報告。副知事は、まず「どんな分野でどのぐらいの人数が足りないのか、が把握されていない」と指摘し、その不足感を具体的に調査するところから始めていると話しました

その後、名大社の山田氏は、有効求人倍率は、現在あがってきており、現在は完全に売り手市場になっていると報告。しかし、従業員を家族のように扱い、大切に育てている中小企業は、ほとんど正社員の採用をしたいのだが、認知がないので集まりにくい状態になっている。知らない仕事は選べないので、どうやってもっと早い段階で仕事にふれて、いろんな仕事のイメージを広げるかが大事。その意味でインターンシップはとても有効」と語りました

また、「好きな人に言われてもなんでもないことが、嫌いな人に言われるとパワハラになる」、「会社や社会全体が効率をもとめて過ぎていて、無駄なことをしたくない、という意識が、むしろ、人間関係をつまんなくし、関係性が築かれない」など、も指摘しました。

中日新聞の白石氏は、自身が書いた記事を紹介しながら、「元日銀理事の早川氏にインタービューしたが、現在の人材不足は、景気の上下に伴うものではなく、今後20年間続くもの。それは、人口の団塊の世代が、これまでサービスの担い手から消費者へと変化し、それらの消費に見合うサービスが人口動態のバランスから、提供できず足りないから。」また、それにもかかわらず、「最初についた仕事が非正規労働である率(初職非正規)は高まっていると考えられ、目先の労働不足の穴埋めに使われ、成長の機会に恵まれていない」という問題も指摘。また、「ハローワークなどが、そういった情報をもっていても外に出さないのではないか。」という行政の課題についても話しました

パネルディスカッションのあとは、今年度のインターンシップにうけた訴え。今年も100名を目標にインターンシップを行いたい、というコーディネーターからの訴えに、ほとんどの参加者は寄付を寄せていただきました。

その後、20名を超える人数で懇親会へ。遅くまで熱い宴(うたげ)で交流を深めました。

<参加者の感想>

インターンシップへの参加がひとつのきっかけとなり、高い志を持ち続けられていると感じ、インターンシップの成功事例としてよい参考になった。自分が考えていたことが、それぞれの立場の方においても「課題」と考えられていることが確認できた。また考えを深めることができた。

「インターンシップは大切なことであり、人材不足をこれ以上悪化させない1つの手段ということがわかりました。

「その後の追跡アンケートに示されていた通り、その後の活動の活動行動へのきっかけになっていることがわかりました。様々な視点から社会問題、教育問題に踏み込み、高校でのインターンシップの重要性を認識できました。

とても勉強になる体験談を聴くことができました。特にアルバイトとは違う体験がインターンシップでは出来るというコメントがすばらしいと思いました。行政側の部署の問題はかなり大変だろうと思いましたが、インターンシップの大切さを考えるとその壁をなんとか取り払っていい政策を進めてほしいです

「官の縦割りを民がリードする形になっており、非常におもしろいと思った。これは国の事業にすべきだと思います。

author:newsid, category:実施報告, 21:59
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